不妊で悩まれている方へ圭と葉子の不妊治療体験記です。
妊活を考えている方、また不妊治療を考えている方に向けて、私たち夫婦の妊活・不妊治療の日々を体験記として書いてみました。

辛かったこと、嬉しかったこと、それこそ数え切れないほどありましたが、特に、私たちのように「なかなか自然妊娠しなくて悩んでいるご夫婦」、「妊活中だけど高齢出産のため不安が尽きないご夫婦」のお役に立てれば幸いだと思っています。

圭と葉子の不妊治療体験記です

当サイト『不妊治療体験記.com』をご覧いただきありがとうございます。

2017年現在、妻の葉子が40歳、夫の私(圭)が44歳。

年齢的には、巷で言うところの「高齢出産」に該当します。

そんな私たちも、3月に第一子(女の子)を出産することが出来ました。

妻が39歳、そして私が42歳の時に生まれた子供です。

私たちは、なんとなく妊活を始めて「約6年」
そして、本格的に不妊治療を始めるようになって「約1年」経って、初めて待望の第一子を妊娠(その9か月後無事出産)することが出来ました。

そのあたりの妊活・不妊治療の日々を、私たちの記憶が薄れないうちに、記録として書き残しておきたいと思ったのがきっかけになります。

  • 「もうこの年齢では妊娠は難しいのかな、、」
  • 「不妊治療って具体的にどのようなことを行うんだろう」
  • 「不妊治療の費用っていくらぐらいかかるんだろう」
  • 「どのタイミングで不妊治療に踏み切ればいいんだろう」
  • 「10年近くも妊活を続けていて正直疲れてしまった」

このように、私たち夫婦と同じような思いを抱きながら、妊活を続けている方にぜひ読んでいただきたいなと思っています。

妻が体験した不妊治療の全て

妻である葉子の不妊治療の全てを書いています。

話は今からおよそ6年前。
結婚後マイペースで始めた妊活の日々からスタートします。

自分自身のこれまでの妊活と不妊治療の日々を振り返り、今一番に思うことは「たとえ日常生活が忙しかろうと、子供が欲しいなら妊活を最優先すべき」ということです。

1人でも多くの妊活中の女性、不妊治療を考えている女性に読んでいただけたら幸いに思います。

葉子の不妊治療体験記へ

夫が体験した不妊治療の全て

また、妊活も不妊治療も妻だけの作業ではありません。

当然ながらパートナーである夫の全面的なバックアップが必要不可欠になってきます。

特に不妊治療については「タイミング療法への協力」だけでなく、「病院への同行」や「精子の提供」なども必要になってくる場合があるため、男性側の果たす役割について事前にしっかりと理解しておく必要があります。

そこで、夫である圭の方から見た不妊治療の体験記についても書いてみましたので、不妊治療を考えている男性の一助になればと願っています。

圭の不妊治療体験記へ

「妊活」「不妊治療」に必要なこと

「妊活」そして「不妊治療」にもっとも必要なことは何でしょうか。

人それぞれ思うところはあると思いますが、私たちが妊活を5年以上続けてみた今、夫婦の絆、お互いに対する思いやりが一番必要なのではないかと、強く確信しています。

「妊活」とりわけ「不妊治療」は、結果が出るまで続けなくてはならない、先の見えない辛い作業になります。

時として、心が折れそうになることが何度もあるため、夫婦の支え合いが何よりも大事になってくるというわけです。

そして、それが妊活を続けるベースとなった上で、「妊活」「不妊治療」を手助けしてくれる「商品」や「サービス」は積極的に活用していくべきだと、身をもって実感しました。

不妊治療の決断は早めに行う

妊活には大きく3つの段階があります。

  • 自然妊娠による妊活
  • 人工授精による妊活
  • 体外受精による妊活

ですね。

「妊活をはじめても長いこと自然妊娠で授からなかった」場合や「年齢など何らかの理由で妊娠出産を急いでいる」場合は、どこかのタイミングで不妊治療の選択肢を検討する必要が出てきます。

不妊治療は、タイミング法による自然妊娠や人工授精や体外受精の指導、施術のことで、病院の婦人科、レディースクリニックを受診することで受けることができます。

私たち夫婦はこの全てのステージを経験していますが、「不妊治療の検討と決断は早めにこしたことはない」とこれまでを振り返って強く感じました。

とりわけ、「タイミング法と人工授精の間」そして「人工授精と体外受精の間」には、決断に至るまでの精神的な障壁が想像以上に高いため、決めきれずに時間だけが過ぎていく感覚は痛いほどよくわかりますが、「その悩んでいる気持ちを病院の先生にぶつけてみる」というのが、不妊治療経験を通じて私がみなさんに一番お伝えしたい気持ちになります。

葉酸の摂取は妊活始めるタイミングで

そろそろ妊活をはじめようかと考えている方であれば、どこかしらで「妊活には葉酸がいいらしい」と聞いたことがあるかもしれません。

その通りで、葉酸は胎児の臓器形成に不可欠と言われており、妊娠する前から妊娠4か月ぐらいまでの間、摂取することを推奨されている栄養素になります。

とりわけ、高齢出産のゾーンに入る35歳以上の女性は、葉酸を摂取することで、胎児の無脳症や二分脊椎といった「神経管閉鎖障害」のリスクを少なくする効果が期待されています。

おすすめな葉酸サプリ「ベジママ」

  1. ベジママ

    ベジママ

    胎児の死産や奇形を防ぐために摂取することを厚生労働省から推奨されている葉酸。
    葉酸を効率的に摂取できる葉酸サプリの中でも特におすすめなのが、この「ベジママ」です。
    葉酸だけでなく、ピニトール、ルイボス、ビタミンC、ビタミンEなど、ママになるために不足しがちな成分をバランスよく配合しており、妊活中のママが摂取しておきたい葉酸サプリになります。

葉酸をいつから積極的に摂取し始めるかについてですが、妊活をはじめるタイミングが望ましいと言われています。

食生活の改善で妊娠しやすい体を作る

妊娠しやすい体を作るためには、日ごろの食生活でどのような栄養を摂取しているかも、重要な要素を占めてきます。

「葉酸」
「マカ」
「亜鉛」
「ビタミンE」
「鉄分」
「イソフラボン」
「ざくろ」
「ミトコンドリア」
「オメガ3脂肪酸」

などいずれも妊娠しやすい体作りに必要な栄養素だと言われているので、過不足ない栄養摂取を心掛けたいですね。

ただし、必要な栄養を食事だけで摂取するのは難しいという方も多いと思いますので、その場合は必要な栄養素を手軽に摂取できて価格もお手頃なサプリメントを活用すると良いでしょう。

特に、食事からは摂取出来ない、摂取するのが難しい栄養素もあるので、その場合は、積極的にサプリメント経由でその栄養素を摂取するのが望ましいと思います。

「妊活と不妊治療」よくある質問

私たち夫婦もそうでしたが、妊活をはじめると、わからないことだらけで様々な疑問点が出てくるものです。

今回、その当時私たちが感じた「妊活と不妊治療」についての疑問点の数々を「備忘録」としてまとめてみました。

それこそ、口コミサイトや掲示板で解決する悩みもありましたが、大半は意見が分かれていたりして、それだけでは解決しないものばかりでした。

私たちは、通っているウイメンズクリニックの担当医に聞いたり、いろんな説明会やセミナーに参加したりして情報収集したりしましたが、それらを総括すると「妊活や不妊治療にははっきりした答えがあるケースの方が少ないんだな」という感想を持ちました。

プロの不妊治療専門医でも不確かなことを、素人である私たちがわかるはずもありません。

ただ、その時々で私たちが不安に感じたり、疑問に思ったこと、そして自分たちの中で取りあえず結論を導き出したことなどを、記憶が鮮明なうちにここに書き出しておきたいと思います。

不妊治療の料金・費用はどのぐらい?

不妊治療にかかる費用は、「どのような治療をどれぐらいの期間続けたのか」によって大きく変わってきます。

タイミング法の治療は1万円程度

不妊治療のファーストステージは、タイミング法による治療です。

治療内容は、あらかじめ尿検査やエコー超音波検査などで排卵日を予測しておいて、その直前のタイミングで性交することで自然妊娠を期待するというもので、治療費の目安としては1周期で約1万円ほどになります。

人工授精の治療費は2万円程度

人工授精(AIH)とは あらかじめ採取しておいたパートナーの精子を排卵日の直前のタイミングで子宮内へ直接注入することで自然妊娠を期待する方法で、治療費の目安としては1周期で約2万円ほどになります。

体外授精の治療費は20万~60万円程度

女性の卵子を体外に取り出して、事前にパートナーから採取した精子とシャーレーの中で受精させ、その受精卵が「初期胚」または「胚盤胞」の段階まで成長したら、カテーテルで子宮内へ送り込む方法で、治療費の目安としては1周期で約20万~60万円ほどになります。

不妊治療の助成金と支給対象について

一部の不妊治療については、特定の条件を満たした対象者は申請することで助成金を受け取ることができます。

お住まいの自治体によって若干異なりますが、保険外の中でも「体外受精」と「顕微授精」の治療が支給対象になっている場合がほとんどです。

不妊治療は非常に高い費用がかかってくるため、助成を通して不妊に悩む夫婦の経済的負担の軽減を図ることを目的としています。

体外受精、顕微授精とも、1回30万円前後はかかってきますから、支給対象要件に合致している方は、忘れずに助成金の申請を行っておきましょう。

多くの場合、

  • 所得制限(夫婦の所得の合計額が***万円未満の場合のみ)
  • 妻の年齢制限(妻が**歳以上で開始した治療は助成の対象外)
  • 助成回数(助成を受けた回数が何回未満である場合のみ)
  • 指定医療機関(当該自治体が指定した医療機関で対象の不妊治療を受けた場合のみ

・・・
といった細かい条件を全て満たしている方が正しい方法で申請した場合のみ、所定の助成金を受け取ることが出来ることになります。

助成要件ですが、内容に変更が出る可能性もありますし、かなり細かく定められていることや、地域によっても同一規定ではないため、必ず申請対象となる自治体のホームページで最新の情報をチェックするようにしてください。

不妊治療での初診の内容は?段階と流れについて

はじめての不妊治療ということで、初診を前に緊張する方も多いと思いますが、「不安」や「緊張」が不妊治療を妨げる最も大きなことだと言われているため、気楽にリラックスして臨むのが良いとされています。

不妊治療の流れとしては、

  1. 受診予約
  2. 来院
  3. 医師の問診
  4. 内診
  5. 超音波エコー検査、血液検査、感染症検査、尿検査など
  6. 今後の治療方針の案内
  7. お会計

どこの病院クリニックもこのような感じになりますが、「健康保険証」、「問診票」、「生理用ナプキン」、「婚姻が証明できるもの」、「基礎体温表」など、病院によって初診来院時に持参するものが決まっている場合が多いので、確認の上忘れないように持参する必要があります。

また、初診の費用としては事前に病院に確認するのが望ましいですが、私の経験上、2万円ぐらい用意しておけば足りるのではないかと思います。

不妊治療で行う検査の種類と方法について

不妊治療で行う検査ですが、
「超音波検査」
「フーナーテスト」
「ホルモン検査」
「子宮卵管造影検査」
「通気検査」
「クラミジア抗原検査・抗体検査」
「抗精子抗体検査」
「精液検査」
など多岐にわたります。

私たちもそうでしたが、ある程度の流れと検査内容を把握したうえで治療に臨むと、先生への質問なども自然とわいてくるため、不妊治療のどの段階でどの検査を受けることになるのか、検査の内容と治療の大まかな流れだけでも把握しておくだけでもメリットはかなり大きいと思います。

男性不妊の治療ってどんなことするの?

ご存知の方も多いと思いますが、不妊の原因は女性側にだけ存在するのではありません。

男性不妊といって、男性側の要因で長らく妊娠に至らないケースも多々存在します。

男性不妊には「先天性」のものだけでなく「後天性」のものもあり様々ですが、その大半(9割近く)が「造精機能障害」とよばれる「精子をつくる機能が何らかの問題を抱えていることで精子を思ったように作ることができない」ことが原因だとされています。

この造精機能障害も、「無精子症」「精子無力症」「乏精子症」に分けられ、症状も対処法も異なってきます。

男性の方は「不妊の原因は自分にはないだろう」と決めてかからず、不妊治療を受ける【はじめの一歩】として、精液検査を受けられることを強くおすすめします。

精液検査を受けることで、精子の「精液量」「精子数」「pH」「精子濃度」「運動率」「前進運動率」「白血球数」「正常形態率」「抗精子抗体」などを測定します。

それぞれの項目に基準値というものが設けられているため、自分の精子が妊娠力のある精子かどうかがわかるということになります。

私もはじめは自分の精子のグレードを知ることが怖かったのですが、不妊原因を一つずつ潰していくことが私たち夫婦の妊活を大きく前進させることにつながると考えなおし、すぐに精液検査を受けることにしました。

男性側の積極的な協力が、結果的にパートナーの精神的負担を減らすことにもつながりますしね。

実際に多くの妊活中の男性が精液検査を受けているので、身構える必要は全くありません。

精液検査については、こちらの体験記のページで詳しく書いていますので、興味のある方はぜひご一読ください。

※参考記事:不妊相談で産婦人科を初受診・夫が精液検査を受けました。

不妊治療の病院はどのように選ぶ?

「赤ちゃんがほしいのになかなか授からないな・・・」

そう思い始めたときが、病院で不妊治療を始めるタイミングだといえます。

でも実際に通うとなると、どの不妊治療クリニックを選べばいいのか迷ってしまう方が大半だと思います。

私たち夫婦が実際に病院で不妊治療を経験した結果、「病院選びのポイント」として

  1. 不妊専門の病院、クリニックを選ぶ
  2. 自宅・職場からアクセスしやすい病院を選ぶ
  3. 体外受精するなら体外受精の施術実績が豊富なところを選ぶ

を重要視して決めればよいと思っています。

そして最も大事なことは、気になった病院が見つかったら「迷う前にすぐに行ってみる」ということ。

行ってみて病院の先生と話をしてはじめて知れることもありますし、不妊治療は時間との勝負という側面もあるため、思い立ったらすぐに行動に移すということが結構大事になってくるということなのだと思います。

第2子の妊活はいつから可能か

早めに二人目の子供が欲しいと思っている方は、2人目の妊活時期はいつから可能なのか気になると思います。

医学的な第二子妊活開始のベストタイミングは、初めての妊娠から1年半後だとも言われていますが、私たち夫婦のように年齢的な問題でそこまで待てない方もいらっしゃるでしょう。

不妊治療に関しては「断乳して月経が再開した後、順調な生理が3回確認できたら治療可能」としている不妊治療クリニックが多いように感じますが、詳細は通院予定の病院に確認するのが良いと思います。

生理周期の確認のためにも、基礎体温表を記録して必要があります。

セックスレス夫婦の妊活の始め方について

夫婦生活のマンネリ化や、夫の勃起不全(ED)が原因で、セックスレス状態のご家庭は少なくありません。

妊娠するベストなタイミングが、排卵日の1日~2日前と言われていますが、「膣内射精を伴う性交がないセックスレス状態なんだから、そもそもタイミング云々の前に妊娠するはずないよね」と焦る方もいらっしゃると思います。

ですが、セックスレスであっても妊娠することは可能です。

不妊治療の手法の中に「人工授精」と「体外受精」がありますが、これらはいずれも、セックス以外の手法で妊娠を目指す不妊治療方法になります。

また、自分達だけで人工授精に似たやり方をためす「セルフシリンジ法」というものもありますので、婦人科の先生に相談の上、検討するのも選択肢の一つになってくるのではないかと思います。

個人的に、不妊治療を検討しているぐらい「早急に子供を身籠りたい」と熱望しているご夫婦であれば、セックスレスの原因を特定し、セックス生活を取り戻すための努力に時間を費やすよりも、最短で妊娠するためには何をすべきかを考え、最初から不妊治療に集中したほうが効果的なのかなと思っています。