病院によるタイミング法は、排卵日が近づいたころ、病院を受診し、超音波検査(エコー)で卵胞を確認し、排卵の時期を予測。病院の指導の日に合わせて、性交渉を持つというものでした。

病院によっては、エコーに加えて、血液検査でホルモン値を測定することがあります。

また、患者さんによっては、排卵誘発剤を使用することもあります。

排卵誘発剤を使用することによって、ある程度は排卵をコントロールできるので、より妊娠する可能性を高めることができます。

タイミング法と人工授精の違いは、タイミング法は、性交渉は自分たちでもつものですが、人工授精の場合は、病院で精子を子宮に注入してもらうという点が違います。

人工授精の場合は、精子と卵子が出会いやすいように、病院で精子を子宮に注入します。

また、採取した精子は、洗浄濃縮して、元気なものだけを選別します。

タイミング法から人工授精にステップアップすることに、抵抗があるという方もいるかもしれませんが、人工授精は、性交をせず、病院で精子を注入というところが大きく違いますが、授精や着床という点では、自然妊娠とほとんど変わりありません。

人工授精に移行するタイミング

タイミング療法、タイミング療法+排卵誘発という方法をして妊娠しない場合には、人工授精にステップアップする夫婦が多いです。

不妊症の検査をして、精子の運動率が良くない方や、精子の数が少ない方、性交障害など男性不妊の場合は、人工授精することで精子と卵子を出会いやすくできるため、すぐに人工授精で不妊治療される方が多いようです。

ステップアップのタイミングは、夫婦それぞれで違います。

先生から提案があっても、納得がいくまでステップアップしないという夫婦もいます。

私の場合は、不妊治療に通い始めて、次の月には人工授精にステップアップしていました。

男性不妊というわけではなく、原因は私の方にあるみたいでしたが、とにかく早く子供を授かりたかったのだと思います。

病院に通う前に、自分達でタイミング法を試していましたし、それほど、排卵日を外しているとも思えなかったので、次の方法を試した方が良いという判断でした。

ただ、最初は、自然妊娠を強く望んでいたので、人工授精というものに抵抗がありました。

人工授精は、「人工」というネーミングと言い、病院で処置をするので、人為的な感じがしたのです。

先生と話すと、人工授精は、自然妊娠とほぼ変わらない、タイミング法より精子を卵子がより出会いやすくなる、また体外受精に比べると、体への負担はほとんどかからないということでした。

また、排卵日が近づいて、病院を受診するしたとき、迷っているなら、直前に言ってもらっても大丈夫と言ってもらえたので、ギリギリまで考えてることにしました。

自己タイミング、病院でもタイミングでも妊娠できなかったこと、早く子供が欲しいことから、人工授精をすることにしました。

先生には大丈夫と言ってもらえたのですが、当日、受付で採取した精子の容器を渡して人工授精ということを伝えたら、看護師さんは、予定外だったのか慌てていました。

電話すべきだったかな?大丈夫かな?と焦りましたが、その周期は、人工授精を受けることになりました。

人工授精にステップアップするタイミングは、人それぞれです。

私は、あまりステップアップを考えたくはなかったけれど、不妊であることに原因があり、タイミング法が、妊娠を成功するために有効でなかった場合、早めにステップアップしたほうが、妊娠の成功に近づけると思いました。

というか、タイミング法をいくら続けても、他に原因があったら、妊娠に至らないのではということが不安でした。

一体どれくらい試したらステップアップを考えた方がいいのかという点を知りたかったので、先生に質問してみました。

その先生によると、「ステップアップするタイミングというのは、患者さん自身で決めることになりますが、統計的に、だいたい6回くらい続けても結果が出ない場合は、その方法を継続しても、結果が出ないことが多い」ということでした。