婦人科の内診は、苦手という方がほとんどだと思います。

残念ながら、不妊治療をするにあたって、内診や経膣エコー(膣から超音波エコーを挿入する)は避けて通れないです。

内診やエコーは、恥ずかしいですし、痛いこともありますし、どんな検査をされるか分からないという不安感もありますよね。

そんな理由から、不妊治療に通うのに抵抗を持っている方も多いと思います。

私自身、婦人科の診察がとても嫌いでした。

医師とはいえ、初対面の人に、下半身すっぽんぽんで、大股を開かないといけないので。

相手が女医さんでも恥ずかしいです。

さらに、器具を入れたり、検査されたり、内診されたりするするので、痛かったり、不快感があったり、何されるか不安だったりすることもあります。

内診されたり、器具を入れるときに痛みを感じる方もいると思います。

不妊治療や妊婦健診を受けるために、何度も診察を受けましたが、診察時の痛みは、診察の内容もですが、先生によっても違います。

患者に配慮して丁寧に診察してくれる先生もいれば、大雑把な感じの先生もいますし、先生の診察のやり方にもよるようです。

診察中、何をするというのを、事前に声かけしてくれる先生もいれば、何も言ってくれない先生もいます。

ほとんどの先生は、診察始めますといった声かけをしてくれますが。

もし、先生が合わない場合は、病院を変えるという手もあります。

不妊治療は、何度も内診があるので、毎回、痛みに耐えるのは精神的にも良くありません。

先生が変わったら、全然痛くなくなったというのも、よく聞く話です。

婦人科の内診の場合は処女だと肛門やお腹から検査できる場合もある

婦人科の診察の場合は、診察内容によっては、膣ではなくお腹からエコーをしたり、肛門からエコーをすることも可能な場合があります。

不妊治療の場合は、いろいろな検査や治療をすることになるので、この方法では難しいですが、婦人科の診察だけを考えていて、痛みが苦手なら、方法は1つではないこともあるというのは知っておいた方が良いです。

私が不妊治療を始めるずっと前の話ですが、女性特有のトラブルで、婦人科を初めて受診したとき、恥ずかしいのはもちろんですが、器具を入れて検査するときに痛さがあったので、それ以来、苦手になってしまいました。

別の病院を受診したときは、それほど痛くなかったので、診察内容や先生によって違うんだなと思いました。

話しやすい女医さんがいる病院を受診したとき、前に痛かったことがあるので苦手だという話をしたら、少しでも痛くないように小さめの器具を使用しましょうかと気遣いしてくれました。

婦人科の診察は、膣から器具(膣鏡、クスコ)を挿入して検査することがほとんどですが、器具にはサイズがあるので、痛いのが苦手な方は、可能なら、小さめを使ってもらうように相談してみるのも良いと思います。

痛みの原因が、検査の内容によるものではなく、器具のサイズによるものなら軽減されるはずです。

ちなみに、その時の女医さんから、膣からのエコーをしたくない場合、肛門から挿入して検査する方法もあると言われました。

その病院では、中学生や高校生、男性経験がない処女の方、希望される方には、そうしたやり方で検査をすることも多いと聞きました。

不妊治療の場合の内診の主な内容

上記のような、膣以外からの診察は、不妊治療の場合だと難しいです。

不妊治療の場合、診察(内診)では、どんなことをするのか受診前に知っておきたいという方も多いと思います。

患者さんの治療の内容によっても違いますが、主な内診は次のようなものです。

  • 先生が直接膣から指を入れて触診する
  • 膣から膣鏡(クスコ)などの器具を入れて内診する
  • 膣から超音波検査エコー(棒状の器具)を入れて内診する(経膣超音波検査)
  • 膣から器具を入れて人工授精や体外受精をする

触診の場合、先生は専用の手袋をしています。

また、器具を入れるときは、入りやすくするようにジェルのようなものが使用されるので、痛みは軽減されます。

私の経験からだと、不妊治療は、触診をされた記憶がなく、膣からの超音波エコーがほとんどでした。

生理終了後から排卵日まで、卵胞(子宮の中にある。卵胞で卵子が育ちます。)の状態を見ることがありますので、膣からの超音波エコーを入れて確認することが多いです。

また、排卵日以降は、排卵済みかの確認や、妊娠したかの確認をすることがありますが、それも超音波エコーでした。

お腹からのエコーは、不妊治療クリニックでは行われませんでした。

妊娠後、転院した産婦人科では腹部からの超音波エコーになりました。(膣から超音波エコーをすることもありました。)

あと、通水検査(不妊症の検査の1つ)、人工授精、体外受精などは、はやり膣から器具を入れないとできません。(これらの治療をするかしないかは、患者さんによって違います。)

不妊治療を続けていくと妊娠したいという気持ちの方が重要になってくる

不妊治療や妊婦健診で何度も受診しても、出産を経験しても、やはり婦人科の内診は、とっても嫌ですが、通っていくうちに、それよりも、妊娠したい、無事に赤ちゃんを出産したいということの方に気持ちが向いていきます。

初めのような怖さはないけど、何度やっても、毎回内診する直前は、嫌だなと思います。

ですが、始まってからは、モニターの卵胞の状態や採卵できるかどうかといったこと、お腹の赤ちゃんは順調かなといったことなどの方が大事になっていきます。

内診を受けなければ、そうした情報は知ることができませんから、受けるしかないという気持ちになります。

内診が嫌な気持ちより、今の状態を知りたい気持ちの方が大きくなっていきます。

たぶん、不妊治療をしている女性で、内診が平気という方のほうが少ないと思います。

もし、内診が痛くて怖くて恥ずかしくて嫌で、不妊治療を踏み出せない方がいたら、「私も同じ気持ちでした。痛かったです。怖かったです。恥ずかしかったです。でも、不妊治療大丈夫でしたよ。人工授精も体外受精も出産も大丈夫でしたよ。」とお伝えしたいです。