最近よく耳にするのが「込み合った電車内で男性が女性の身体に体液をかけた疑いで逮捕」されるという報道です。

ここ1年でも、どこかの市役所の職員が満員電車内で女子高生に体液をかけて逮捕されたって事件や、オリンピックのメダリストが電車内で女性の足に体液をかけた疑い(暴行容疑)で逮捕された事件が記憶に新しいですね。

個別の事件の具体的詳細については、私が書くべき事柄でもないので、置いておきますが、「体液」をかけたという表現にとても違和感を感じるのは私だけでしょうか。

漠然とした言葉を「ニュース報道」で用いないと、視聴者にあらゆる誤解を与えかねません。

ここでは「女性にかけたとされる体液とは何なのか」について、導き出してみたいと思います。

体液の定義は広範囲すぎる

人の体液のそもそもの定義はというと、「人間がなんらかの形で体内に持っている液体のこと」とされています。

つまり、体液と一口に言っても、「唾液」なのか「汗」なのか「精液」なのか「尿」なのか「糞」なのか「嘔吐物」なのか、その混合物なのかはわからないということになります。

他人にかけたら逮捕される「体液」である

今回の件で前提条件になっているのが、「体液」をかけたことで加害者が逮捕されたという点です。

そして、その多くが「込み合った電車の車内」で起きており、「加害者が男性」であり、「被害者が女性」であり、「体液」という曖昧な表現で具体的な記述を避けている点です。

そう考えると、女性にかけた体液は「嘔吐物」や「汗」ではないと考えられます。

汗が他人に付着してしまうことは、スポーツなどしていれば日常茶飯事ですし、それで逮捕されるということはありえないです。

また気分が悪くなって電車内で吐いてしまい、相手の身体にその吐瀉物がかかってしまったとしても、迷惑はかかってしまうものの仕方のないことですし、謝れば逮捕なんてこれまたありえない話です。

そう考えると、この手の事件の「体液」の正体はかなり絞られてくることになります。

仮説をすべて満たしているのは「精液」のみ

以上のことを踏まえて、通り魔的に、あるいは混雑した公共交通機関(電車やバスなど)女性に体液をかけて逮捕にいたる事案について、体液 = 精液(精子)と考えるのが一番しっくりきます。

逮捕者の中には「体液をかけるつもりはなかった」と容疑を否認しているという人もいたそうです。

つまり、故意ではなくても、体液をかけてしまったことで、逮捕され実名報道されているということになるので、我慢できなくてもらしてしまった「おしっこ」や「大便」が相手に付着したという可能性もほぼないと考えられるからです。

「おしっこ」や「大便」が相手に付着したら大迷惑をかけることには違いありませんが、故意でないなら生理現象ですし、実名報道されて逮捕されるというのは考えられないからです。

となると、「相手にかけてしまったことで逮捕に至る体液」とは、消去法的に精液しか残されていないことになると考えられます。

精子を女性にかけるアダルトビデオを模倣か

ある加害者は、「女子高校生のスカートに体液をかけるアダルト動画を見てやってみようと思った」と供述したそうで、このことからも、性的欲求を満たすために、精子を女性の身体にかけたと推測するのが自然だと考えられます。

他人様の性的趣向にとやかく言う権利は私にはありませんが、その妄想を実行してしまうと話は別です。

精子はアダルト的な場面でザーメンと表現されます。

あらかじめ射精したザーメンを袋に忍ばせ、それを女性にかけたか、その場で女性の射精してかけたのか、ケースバイケースだと思いますが、いずれにしても許せない性犯罪ということに変わりはありません。

精液を粗末に扱う輩は許せない

私は不妊治療の末、第一子を授かりました。

今なお、第二子妊娠に向け、準備を進めているところです。

私たち夫婦の不妊治療の詳細についてはこちらで書いています

男性不妊で悩んでいる男性も多くいます。

そんな中、女性に対して無差別に愉快犯的に、精液をかけて性的欲求を満たす輩がいることを私は本当に情けなく、不快で残念に思っています。

相手の女性はさぞかし怖かっただろうと、心情を察しますし、何よりも、大事な子宝を授かるために不可欠な精子を、犯行の道具に使うことに何とも言えない怒りを感じます。

各マスコミ報道機関も、精液なのであれば、精液と書いたほうが良いと思います。

表現をオブラートに包むことで、事件のインパクトを抑えるのではなく、はっきりと表現することで、愉快犯、模倣犯の犯行率を下げることにもつながるのではないかと思います。